2019年12月3日火曜日

子どもへの関わり方が分からなくなった時



子どもに問題が生じた際には、これまでの子育てを振り返って後悔したり、自分を責めたりする親御さんがいらっしゃいます。
親としての自信を失ってしまうこともしばしばです。


今までの子育てが間違っていたと思い、周囲の意見や子育て本、メディアからの情報を取り入れて、何とか良い方向に修正しようとされます。
状況を変えるために模索すること自体は大事なポイントですが、情報が入りすぎることの弊害もあるかなと思います。


例えば、子どもが学校に行かなくなった場合について考えてみます。
どう接したらいいのか分からなくなり、周囲にアドバイスを求めたところ、今は子どもの気持ちを受け入れて、学校に行くような働きかけはしない方が良いと言われ、実践したとします。
しかし、子どもの状態は日々どころか、時間によっても変わります。
場合によっては少しの後押しで学校に行くこともあるし、それによって事態が好転することもありえます。
しかし、その場にいない人の意見を採用することによって、対応がワンパターンになってしまい、その時々の状態に合わせた対応ができなくなってしまうのです。


本当に学校に行くのが無理そうか?少し後押ししたら行きそうか?ほとんどの親御さんは感覚的に分かるようです。
外からの意見で対応がワンパターンになるよりは、親としての感覚を活かした対応をする方が、繊細な関わりになるのではないかと思います。
そういうわけで、どんなアドバイスよりも親の勘に勝るものはないのでは?とさえ思ってしまいます。


問題は、親御さんが子育てへの自信を失って、自分自身の感覚を信じられなくなっていることです。
もちろん必要に応じてアドバイスもするのですが、親としての自信の回復のためにカウンセリングを使っていただくと、問題の早い解決につながるかなと思います。



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