2014年6月30日月曜日

自分の持ち味を知るには

前回、コミュニケーションスキルを上げるよりも、自分の特徴を知る方が先なのではないかと書きました。

そうすると、じゃあ、自分の特徴や持ち味は何なのか?という疑問が出てきます。それを知るのは案外簡単で、幼少期にどんな子どもだったのかを聞けばすぐにわかります。『三つ子の魂百まで』というやつです。

僕は、病院の仕事の中で、未熟児で生まれた子の発達検査をしています。3歳くらいの子どもは、本当に個性が豊かです。まだ、社会に出る前なので、個性が削られずにそのままむき出しになっています。その頃の自分がどんなだったか?を聞いて、そのエッセンスを抽出すると、自分の持ち味が分かってきます。

たとえば、僕は小さいころ、「危ないからそっちに行っちゃダメよ」と言われても、その制止を振り切って、興味があるところに行こうとする子だったらしいです。その特徴は大人になっても変わらず、治安が良くない国を旅して充実感を得たりしています。

ですから、自分を知るためには、わざわざ旅に出たり、滝に打たれたりする必要はなくて、幼少期の様子を親に聞けばこと足りますよ。

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