2019年9月5日木曜日

短所もどこかで役に立っている


フルマラソンに参加しようと思って、数ヶ月間走っています。
まともな運動を何年もしていなかったので、当初、足や膝が痛くなってしまいました。
フォームがおかしいためかと思い、自分なりに試行錯誤したのですが、何しろ自分のフォームを自分で見ることは難しいので、友達と一緒に走って見てもらうことにしました。

すでに何度もマラソンを経験している友達の意見を聞くと、「ちょっと前傾姿勢で、足をあまり上げなくて、フォームは完璧ですよ。僕がそのフォームに行きつくにはもっと時間がかかりました。さすがですね」と褒めてくれました。
これは僕の運動神経が良いという話ではなく、運動不足で筋力が無いことが貢献したのだと思います。
その友達は、あれこれと色んなスポーツをした後に、マラソンに挑戦したそうです。
つまり、僕とは、スタート時点の筋力が全く違います。
そのため、多少、フォームが変でも走り切れたのだろうと思います。
一方、僕は変なフォームで走ったら、筋力でカバーすることができず、すぐに足が痛くなるのでフォームを改善せざるをえない状況だった、その結果、早めに無理のないフォームになっていった、ということでしょう。
本来、マラソンにはデメリットであっった筋力の無さも、フォームの最適化には貢献していることになり、そう考えると面白いものですね。
短所もどこかで貢献しているところがあるので、簡単に切り捨てていいものではないのだと思います。

けれど、長距離走ると足は痛くなるので、結局、本番までには筋力をつけなければならないのですが。

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