2012年8月14日火曜日

アンビバレンス


最近、竹島問題が取りざたされていますね。僕は、サッカーを観るのが好きで、オリンピックでの問題から色々と知りました。ネット上では、韓国に対するネガティブなコメントが多いようです。

10年以上前は、歴史の教科書に載っているくらいしか韓国のことを知らなかったですが、ヨン様が登場して、韓流ドラマやK-POPが流行して、日本の中での韓国の認知度は高まったように思います。それで韓国が好きになった人は増えたと思いますが、同時に、韓国を以前よりも嫌う人も増えた気がします。

以前よりも知ったからこそ、好きな人と嫌いな人が出てきたような気がするのですが、どう感じますか?

これが、国というレベルでどういうことを意味しているのか分かりませんが、個人に当てはめて考えてみると、悪いことじゃないよなと思います。

自分が好きな人の中にも嫌な部分はあるでしょうし、嫌いな人の中にも少しは認められる部分もあると思います。どんな人に対しても、100%好きとか、100%嫌いということはないでしょう。大抵は両方を持っています。

この好きだという気持ちと、嫌いだという気持ちを同時に持っていることをアンビバレンスと言います。これを同時に抱えているというのは、スッキリしないですが、大事なことです。

なぜ大事なのかという答えは、スナフキンが語っています。ある動物が「あなたは何でも知っている人でしょう?」と問いかけたとき、スナフキンは「あんまり誰かを崇拝するのは、自分の自由を失うことだよ」と諌めます。名言ですね。その逆もまた然り、ですよね。

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