これは、カウンセリングで、というよりは、普段の生活の中で自分が使っているコミュニケーションのちょっとしたスキルです。
これを言ったら怒られる、けど、言わなきゃいけないということが誰にでもあると思います。そういうとき、その内容を言う前に、それを言ったことで相手に起こるであろう状態をはじめにお知らせするといいですよ。
例えば、「これ言ったら怒ると思うけど、、、冷蔵庫に入ってたアイス食べちゃったよ」と言うと、そんなに怒られません。きっと怒るだろうとアナウンスしておくと、なぜ緩和されるのか?おそらくその予言どおりに自分がなってしまうのが嫌だというあまのじゃくのような気持ちが、誰にでもあるからなのかもしれません。
けれど、この方法には限度があって、「これ言ったら怒るだろうけど、、、結婚指輪なくしちゃった」と言ったら、やっぱり怒られます。あまのじゃくとかどうでもよくなって、とても怒られます。でも、些細なことだったら使えますよ。
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