2013年7月31日水曜日

”こうなりたい”が自分を変える

先週、行われたサッカーの東アジアカップは見ましたか?ワールドカップまであと1年ですが、そのための新戦力を発掘する意図がザッケローニ監督にはあったそうです。日本代表は、長年、決定力不足を指摘されていたのですが、今回は若い選手がゴール前で落ち着いてプレーしているように見えました。Jリーグが始まったころは、ゴール前でホームランのようなシュートを打つ選手が多かったですから、日本のサッカーレベルも、また一つ上がっているのかもしれません。

ミラノ サンシーロスタジアム
トップアスリートが自分の力を出し切るためには、イメージが重要だそうです。イメージトレーニングというのは、こうなれたら良いなという自分を想像することです。そういう理想というか、追い求めている姿をイメージできると、良いプレイができるそうです。逆に、具体的なイメージができずに、ただ良いプレイをしたいと思っていても、なかなかそうはなれないようです。

これは悩みがあるときも同じです。自分が抱える問題に対して、「あれがダメだぁ」「これもダメだぁ」とは思うけども、「じゃあ、どうなりたいの?」と聞かれると、それは思いつかないことがあります。頭の中が悪いイメージでいっぱいのときは、その状況もなかなか変わりません。「自分はこうなりたいんだ」ということがイメージできたら、少しずつでもそのイメージに近づいていけるものです。

イメージするだけで変わっていくなんて、そんな簡単じゃないだろ、と思う人もいるかもしれません。けれど、目指すべきものが具体的になると、今、何をしたらいいのかがはっきりすることもありますよ。

もちろん、悪いほうに考えてしまうということにもちゃんと意味はありますし、それはそれで大切な役割があります。けれど、何だか上手くいかないとき、「今の問題がなくなったら、自分はどんな風になるだろう?」と想像してみると、何かが違ってくるかもしれないですよ。


写真は、ACミランとインテルのホームスタジアムです。やはり、このスタジアムの雰囲気は独特でした。本田も移籍できるといいですね。

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