2013年10月16日水曜日

相手に欠点を自覚させたいとき(その2)

前回の続きです。もう一歩踏み込んで頑張ってもいいという気概がある方は、読んでみて下さい。

前回も書いたのですが、結局のところ、相手の欠点というのは、その人自身が気づくことが大事です。外から無理やり気づかせようとすると、抵抗する気持ちが出てきます。意識しているにしろ、無意識にしろ、あの手この手で防ぐように頑張ります。

ギリギリまで水が注がれているグラスに、さらに水を入れると溢れてしまいます。それと同じで、自分の欠点に気づくことは、グラスの水をあふれさせることに繋がるかもしれません。そうならないように、防御しないといけません。ですから、まずはグラスの水を減らす作業が必要です。

じゃあ、どうしたら水は減るのか?まず批判したい気持ちを脇に置いておいて、相手の良いところを褒めてみるやり方があります。相手が褒められたり認められたりして、自分に余裕ができた分だけ、自身の欠点にも目を向けることができます。それが相手に対して負担が少ないやり方ですし、効果もあります。

スペイン フリヒリアナ 太陽の日差しが強いため、家の壁は白いそうです

昔から言われていることですが、やはり、北風よりも太陽なんです。“憎たらしいから、欠点を突きつけてやろう”なんて気持ちで接すると、余計に防御が強くなりがちです。北風をビュンビュン吹かせることは、自分の気分が一瞬スッキリするという効果はあるかもしれませんが…。


---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ