2019年10月9日水曜日

きつくて耐えられない時をしのぐコツ

先日、初めてフルマラソンに参加しました。

フルマラソンは、練習で30キロ走れれば完走はできると聞いていて、それを信じていたのですが、練習と本番は違うものですね。25キロ時点で、頭をよぎったのは「もうダメだ」という言葉でした。練習よりも高低差が大きく、暑さも厳しかったので、すっかり体力を奪われてしまい、まだ17キロもあるのに、限界に達しました。

かなり距離を残していたので、リタイヤすることも考えたのですが、「30キロは走れたから、そこまでは行けるはず。とりあえず、30キロ走ってから考えよう」と思い直しました。

30キロに到達したら、残りは12キロ。「あと、5キロだけ走ってみるか」。その次は、「残り7キロだから、いつも練習している時は何の問題もない距離だな」「あと、3キロで終わるから」といったように、頑張る期限を区切って何とかしのぎ、ヨロヨロになりながら完走しました。

マラソンは42.195キロとゴールが明確なので、同じように考えることは難しいですが、生きていく上できつい時、つらい時は、期限を区切るとしのぎやすいかもしれません。期限が区切られていないと、今の苦しさが永遠に続くような気がして、耐えることは難しくなってしまいます。実際に永遠に続くことはないのですが、そう感じてしまうと、誰でも耐え難いものです。

もちろん、耐えることだけが良いこととは限らないので、頑張りどころの見極めは必要です。僕のマラソンの場合は、完走して良かった気がします。思ったよりも頑張れるもんだと、自分に対するイメージが変わりました。

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