2019年10月17日木曜日

子どもに問題が生じた際の親としての心構え


先日のサッカーW杯予選では、南野選手が2得点しました。最近、連続して得点していて、1段階レベルが上がったような気がします。
そのことについて、長友選手が意見を求められ、「チャンピオンズリーグで得点したことで自信が芽生えたのだと思う。自信が全てを変えてくれる」といったような趣旨のことを答えていました。

技術や体力が向上したから活躍しだしたのかと思っていたら、自信こそが大事ということです。
確かに、このくらいのレベルになると、精神面の影響が大きいのかもしれないですね。

これは、子どもに問題が生じてしまった時も似たようなことが言えるかもしれないなぁと思いました。

問題が生じたときに、それをポジティブに受け取れる方もいますが、ごく少数です。
多くの方は、がっかりしますし、自分の子育てが間違っていたのかと悩みます。
周囲からも、子育ての問題と見られることが多く、子どもの問題が継続することで、時には、自分が責められているように感じる人も少なくないです。
こうなると、子育てに対してすっかり自信を失ってしまった状態です。

しかし、ほとんどの問題は、一つの要因によるものではなく、様々な要因が影響しあって生じています。
原因を子育てだけに求めるのは、難しいことがほとんどです。

もちろん、接し方を工夫することは大事なのですが、親御さんが子育てについて罪悪感を持ちすぎると、かえって良くないこともあります。
例えば、子どもへの態度に力が入りすぎたり、急に優しくしすぎたりとどこかちぐはぐになってしまうのです。

ですから、子どもにどう接するかを考えると同時に、自分が親としてできていることを考えてみることも大事だと思います。
もう一度、子育てに対する自信を取り戻すことで、自然と良い関わりができるようになると思います。

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