2012年12月15日土曜日

イライラを解消するための工夫|話すのが好きな人の場合

誰かに何かされてイラっとした時、その場ですぐに反撃できれば、そのイラつきはある程度減ります。けれど、みんながそうできるとは限りません。「とてもそんなことできない」と言う人は多いですし、そういう人がいるから人間関係が円滑に進んでいくとも言えます。

しかし、争いは起きなかったけれど、こちらが受けたイラつきはどう処理したらいいのかという問題が残ります。そのための工夫の一つに、相手にあだ名をつけるというものがあります。例えば、ちょっとしたことでキレる人には「瞬間湯沸かし器」と付けたり、ネチネチと説教が長い人には「蟻地獄」と付けたり…です。これは直接相手に言うのでなく、心の中でこっそり呼ぶということです。

夏目漱石の『坊っちゃん』でも、主人公が同じようなことをしています。新米教師である主人公は、校長には“狸”、教頭には“赤シャツ”など様々なあだ名を付けていきます。

嫌な目にあった時に相手の嫌な特徴をあだ名にしてしまうといいですよ。話すのが好きだったり、言葉遊びが出来る人だったら、簡単にできます。

そういう風にあだ名を付ける効果は、相手との距離がとれる点にあります。以前、反論を考えると良いと書きましたけど、それを簡単にしたようなやり方です。こっちの方が遊び心があるので、やってて楽しいんじゃないかなぁ、と。最近は、そう思っています。

この方法には1つ注意すべき点があって、それはうっかりあだ名を口にしないようにするということです。

関連記事:『こころのディフェンス力をupさせる』『イライラを解消するための工夫|体を動かすのが好きな人の場合』


坊っちゃん (岩波文庫)
坊っちゃん (岩波文庫)
posted with amazlet at 12.12.10
夏目 漱石
岩波書店
売り上げランキング: 125808
---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年12月10日月曜日

イライラを解消するための工夫|体を動かすのが好きな人の場合

イライラは不快な感情なので、できればスッキリなくしたいと思う方は多いです。どんな感情でも消してしまうことはできないのですが、そういった感情を自分の中に収めやすくすることはできるんじゃないかと思います。

棋士の羽生さんは、将棋はなかなか上手くいかない状況を考え続けているので、かなりイライラするものだと話していました。そのイライラした感じは、扇子を開けたり閉じたりしてパチパチさせていると落ち着くらしいです。

僕が受験生だった頃を思い返すと、自習室で勉強する人はやたらと“ペン回し”をしていたように思います。これも同じで、難しい問題を考えているとイライラするので、そうすることで静めていたのかもしれません。

こういう風に、イライラした時は、何か同じ動きを繰り返していると落ち着いていくようです。夫婦喧嘩したあとに、お母さんが台所で野菜をトントンと刻んでいたら、「あぁ、お母さんもそうやってイライラを静めてるんだなぁ」って思うといいですよ。他にも、貧乏ゆすりをしていると落ち着くという人もいますし、走ったらイライラが減るという人もいます。人によって自分に合った方法は違います。

1つ考えておいたらいいのは、学校や会社など公の場でイライラしてしまった時、こっそりできる方法です。僕は、「ペン回しをしたらいいんじゃない?」と言っていたのですが、学校では先生に怒られちゃうこともあるらしいです。扇子を持ち歩いて不自然じゃない人は、少ないですしね。僕自身は、気功をやっている人から教えてもらって、これはいいなというやり方を実践しています。文章では説明しづらいし、怪しいのでこの場で書くのはひかえておきますけど。


プロフェッショナル 仕事の流儀 棋士 羽生善治の仕事 直感は経験で磨く [DVD]
NHKエンタープライズ (2007-04-27)
売り上げランキング: 42164

---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年11月28日水曜日

「頑張りすぎ」と言われても、どうしたら頑張りすぎないでいられるのかが分からないあなたへ


何事にも自分の限界を越えて頑張ってしまう人がいます。そういう人は,短距離を走るぶんには良いのだけど,長距離を走るとなると大変です。途中でダウンしちゃうことがあります。中にはうつ病になってしまう人もいます。

ダウンした後で言われるのが「頑張り過ぎ」「8割くらいの力でやりなよ」というセリフです。「なるほど」と感心して実践しようとしてみると,その加減は難しいものです。ご飯だったら腹八分は何となく分かると思うのですが,仕事は色んな要素が絡んでいて,もっと複雑ですからね。

じゃあ,どうしたらいいのか…となってしまいます。

そういう人に話を聞くと,肩こりの自覚がなかったり,あったとしても整体に行ったら自分が思ってた以上に凝っていると驚かれたりすることが多いようです。つまり,身体の感じにあまり意識が向いてないということのようです。

養老猛司さんは,よく,脳が威張り過ぎていると表現しています。脳も身体の一部にすぎないのに,全体を支配し過ぎているということだと僕は理解しています。頑張りすぎちゃう人には,これが起こっているんじゃないでしょうか。身体的には限界なのに,脳が無視するからキャパシティーを越えて無理ができてしまえるのだと思います。

ということは,身体感覚が戻ってくるような,例えばヨガのようなことをすると,疲れてきたときに身体に表れるサインに早めに気付いて,早めに対処できるということです。キャパシティーを超える前に,ストップすることができます。うつの予防にもなるわけです。

ただ,これには欠点もあって,今まで気づかなかった肩こりにも気づくようになるので,しょっちゅう肩がこって大変です。けれど,そうなる人はそれだけ無理していたということでしょうか。


バカの壁 (新潮新書)
バカの壁 (新潮新書)
posted with amazlet at 12.11.28
養老 孟司
新潮社
売り上げランキング: 3129

---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年11月15日木曜日

現代の子どもは冷めてる?

前回、子どもがキレやすいというのは本当か?と書きましたが、今回もちょっと似ていて、現代の子どもが昔に比べて冷めていると言われていることについて書きます。
(関連記事:“キレる子ども”というラベル)

これ関しても、冷めてたり、無関心というイメージがありますけど、本当にそうなんでしょうかね?僕は怪しいと思ってます。だって、『ONE PIECE』がとんでもなく売れている時代なんですよ。『ONE PIECE』を読んだことがある人は分かると思いますが、とても熱い内容ですよね。主人公は、仲間のためにすごい力を発揮して相手を倒すという少年漫画の王道を行ってます。これが子どもに人気なんですから、心の中に熱いものを持っているということです。

冷めているように見えるのは、表現の仕方として、その部分を前面に出すかどうかの違いじゃないでしょうか。

ちなみに僕は、『ONE PIECE』よりも『NARUTO』派です。同じく内容は熱いですが。


ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)
尾田 栄一郎
集英社


---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年11月5日月曜日

“キレる子ども”というラベル

マスメディアでは、一昔前から子どもたちについて「すぐキレる」とか、「甘やかされて育って我慢を知らない」と言っているのを見聞きします。僕もはじめは、そういうもんかもなと思っていたのですが、今は、本当か?と怪しんでいます。そう思うようになったのは、『モンスターハンター』をしてからです。

『モンスターハンター』を知らない人は少ないと思います。人気のゲームですから。そんなに面白いのかと思って、モンスターハンター2を中古で買ってやってみました。やったことがある人は分かると思いますけど、めちゃくちゃ面倒くさくないですか?僕は、2番目に出てくる『ドスファンゴ』というモンスターに立ち上がっては突撃され、立ち上がっては突撃されて、全然倒せず、武器を強化しようと思っても、なかなかお金がたまらずで、イライラの頂点に達し、数日後に売ってしまいました。

そこで、ふと立ち止まって、こんなに忍耐力を必要とするゲームを今の子どもたちはやっているのかと感心しました。メディアで「キレる」とか、「我慢をしらない」などという言われ方をされていることに違和感を覚えたのは、その時です。自分の方がよっぽど忍耐力がないのではないかと不安になります。

カウンセラーの友達に聞くと、『メタルギアソリッド』というゲームは、さらに忍耐力が必要らしく、それをやっている子どもがいたら、それだけで、その忍耐力を褒めてやらなければいけない、とのことでした。昔のゲームは、そんなに忍耐を要求しなかったと思うのですが、どうなんでしょうね?

キレると言われている子どももカウンセリングに来させられたりするのですが、外から理解されづらいだけで、意味も分からず突然カッとなって怒るということはほとんどないです。本人の中では、そうならざるを得ないストーリーがあるのです。

今の、キレる子どもが増えているという事態は、大人の側の要因もあるのだと思います。自分たちにはよく分からない子どもを見たときに、『キレる子ども』というラベルを貼って、距離を置く。そして、そういう子なんだから自分たちが理解できないのは、当然なのだと納得しているような気もします。どうして感情的になっているのかを理解しようという姿勢をもう少し示すだけで、関係が変わっていくこともあるのではないでしょうか。

これと似たラベルの貼り方に、モンスターペアレントというものがあります。考えないといけないのは、『キレる子ども』『モンスターペアレント』というラベルを貼ることで、どんなメリット・デメリットがあるのかということではないでしょうか?やっぱり何かのラベルを貼ることで、相手との関係が良くなるものじゃないとメリットが少ないですよね。


最近の子どもはすぐキレるとぼやく前に…。
モンスターハンターポータブル 3rd PSP the Best
カプコン (2011-09-22)
売り上げランキング: 483

---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年10月15日月曜日

不安に関する法則

先のことを考えると、悪い方にばっかり考えてしまって、そうしてるうちに不安がどんどん大きくなってしまって困る、という人が、カウンセリングにはよく来られます。ある時、これを知っておくと少し気が楽かなという法則を見つけました。それは“不安になるほどの考えは、現実には起こらない”というものです。これが本当だったら、不安も和らぎますよね。どんなに心配しても、そう考えたようにはならないということですから。

これを発見したのはずいぶん昔のことで、その後、不安だと訴える方にこの法則が当てはまるか聞いてみました。すると、みんな「そう言われれば、そうかもしれない」と言って、少し安心したような顔をしていました。だから、ほとんど間違いじゃないのだと思います。不安になってあれこれ考えて疲れてきたら、この法則を思い出してみるといいですよ。ちょっとホッとします。

僕は、この発見を喜んでいたのですが、少し前に「これって結局、『案ずるより産むが易し』っていう諺と同じことだよな」と気づいて、がっかりしました。昔の人は偉大ですね。物事の本質をちゃんと捉えています。

---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ

2012年10月5日金曜日

内弁慶、外弁慶



僕の妻の家では、犬を飼ってるんです。この犬が、もうおばあちゃんだからなのか?なまけ者なのか?散歩に行っても全然歩かないのです。少し歩いても、30mもたてば、もう家に帰ろうとしたり、一歩も動かなくなります。たまに、ダッコされて帰ってくるくらいです。

あるとき、僕も散歩してみようかなと思って、連れだしたら、妻もびっくりするくらいちゃんと散歩するのです。たまに、走ったりするほどで、ゼーゼー息を切らしながら頑張ってました。犬にとっては、僕は家族じゃなくて、たまに来るお客さんです。だから、いいところを見せようとして頑張ってたようです。犬でもそんなことするんだなと感心しました。

そこで気づいたのですが、犬でもするってことは、外でいい格好するのは、動物として自然ってことですよね。人間でも、自分の家ではそうじゃないのに、外に出るとちょっとビシッとしたり、頑張ったりする人っています。それは悪いことじゃなくて、自然なことなのです。

けれど、それが反対になっちゃってる人もいます。外ではワガママを出せてるのに、家では自分を出せずに頑張っている人です。それはちょっと不自然だし、どこかでヒズミがでてきちゃいます。自分はどっちのタイプか?振り返って、考えてみるといいですよ。

---
「いいね!」を押すとあなたのfacebookにたらのめダイアリーの更新情報が届きます。よかったらどうぞ